11月5日,6日、つくば国際会議場で行われた「WFAS Tokyo/Tsukuba 2016」に参加して参りました。

WFAS（国際鍼灸学会連合会）は世界の鍼灸関係の学術団体が加盟する国際的な団体で1987年に設立されました。日本で開催されるのは1993年の京都大会以来、実に23年ぶりになります。
中国をはじめ各国の参加者はテーマである「美しき鍼灸-持続可能なヘルスケアと養生-」にふさわしい日本鍼灸の様々な流派の実演を目の当たりにし、あらためて日本鍼灸の特徴を認識したようでした。
 
今回は発表を行いませんでしたが、様々な研究報告を見られましたし、しばらくお目にかかれなかった先生方ともお会い出来とても有意義な大会でした。

来年の大会は北京で行われるようですので、何か発表できるよう準備を進めて行きたいと思います。

恩師・天津中医薬大学針灸推拿学院院長・郭義先生と

また、会場となったつくば国際会議場はちょうど10年前の11月に、針灸治療に用いる経穴（ツボ）の国際標準部位を決定した場所でもあります。当時会議が行われたという会議室も見学させていただきました。

この記事を書いた人
渡邉大祐（医学博士・はり師きゅう師）