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挨拶・経歴Greeting & Profile

院長渡邉 大祐
Daisuke Watanabe
ご挨拶
高校時代に中国武術や気功を習っていたのですが、中国では「本物の医師とは中医学・武術・気功を修めた者である」と言われていたことを知り、中医学に興味を持ち始めました。そこで、19歳で中国へ渡り国立の中医薬大学で6年間半かけて中医学を習得。帰国後は、身につけた知識や技術を駆使して日本の患者さんの健康促進に貢献したいと考え、鍼灸師の資格取得を目指しました。札幌の学校で授業のお手伝いをする機会を得て、学生に講義をする面白さを始めて感じました。また、治療家として患者さま一人一人と接するよりも、治療家を目指す学生さんたちに自分の知識・技術を伝える方がより大きな貢献に繋がると気づき、養成施設教員資格の取得を志しました。その後、再び中国へ戻り天津中医薬大学にて修士・博士課程へ進むことが出来ました。合わせて10年半、中国国立医大での学習・臨床・研究で身につけた知識・技術を日本の鍼灸教育を通じ社会に役立てたいと考え、2016年3月まで沖縄にあるはり師きゅう師養成施設にて教員を勤めてきました。縁あって移住して参りました熊本で、これまで培ってきた知識と技能・臨床経験を活かし、皆さまの健康生活を全力で応援いたします。
資格
医学博士
はり師・きゅう師
登録販売者
はり師きゅう師養成施設教員資格
不妊症・不育症ピアサポーター(医療従事者プログラム)修了

略歴

1996~2002年
中国・内蒙古医学院(現:内蒙古医科大学)中医系 本科卒業
2005年
札幌青葉鍼灸専門学校 鍼灸学科卒業(はり師・きゅう師免許取得)
2009年
東京衛生学園専門学校 臨床教育専攻科卒業(はり師きゅう師養成施設教員資格取得)
2007~2010年
中国・天津中医薬大学大学院 鍼灸推拿系 修士課程卒業
2010~2013年
中国・天津中医薬大学大学院 鍼灸推拿系 博士課程卒業
(通算約11年間中国にて中医学を学ぶ)
2013~2016年
沖縄統合医療学院 鍼灸学科専任教員・中医学研究室室長
2015~2017年
筑波技術大学 保健科学部鍼灸学専攻 客員研究員
2015~2018年
ISO/TC249 国際標準化委員会委員
現在
日本中医薬学会評議員
世界中医薬学会連合会実社会研究委員会常務理事
天津中医薬大学鍼灸標準化研究所客員研究員
つくば国際鍼灸研究所客員研究員
中医学研究小雀会代表
福岡県鍼灸マッサージ師会周産期鍼灸部会アドバイザー
所属学会
日本中医薬学会・全日本鍼灸学会
日本東洋医学会・世界中医薬学会連合会実社会研究委員会
参加研究会
日本経絡経穴研究会・社会鍼灸学研究会
女性鍼灸師フォーラム
主な研究テーマ
穴位効能の標準化
妊婦の禁鍼穴
中医学の教育
鍼灸教育分野における日中教材比較
研究受賞
第39回代田賞奨励賞(受賞論文:「エビデンスに基づく足三里・支溝穴の効能」)

雑誌掲載

  • ◆中国における中医薬標準化の現状.中医臨床,2011,32(4):84-87
  • ◆中国における鍼灸領域の国家標準.医道の日本,2012,71(3):161-165
  • ◆日本针灸标准研制现状及其对一些问题的思考. 中国针灸, 2012, 32(10): 925-927
  • ◆経穴効能に関する考察. 中医臨床, 2013, 34(1): 151-154
  • ◆中医学における穴性と経穴効能-その意義と課題-. 第1回経絡経穴研究会記録集, 2014, 49-59
  • ◆エビデンスにもとづく足三里・支溝穴の効能〈前篇〉. 中医臨床,2014,35(4):130-135
  • ◆エビデンスにもとづく足三里・支溝穴の効能〈後篇〉. 中医臨床,2015,36(1):134-139
  • ◆第39回代田賞奨励賞 受賞論文 エビデンスに基づく足三里・支溝穴の効能.医道の日本,2015,74(10):146-147
  • ◆座談会Ⅲ ISO/TC249 第6回全体会議を終えて. 鍼灸OSAKA,2015,31(2):93-112
  • ◆日本版穴位効能作成の穴位効能案と方法案.日本中医学会雑誌,2016,6(1):22-32
  • ◆中医学の立場で経穴をどのように理解し臨床でどのように応用するか.第3回経絡経穴研究会記録集,2016,11-15
  • ◆日中経絡腧穴教科書の比較研究.第5回経絡経穴研究会記録集,2018
  • ◆A summary of acupuncture standardization in Australia,Korea,Japan and the USA.World Journal of Acupuncture-Moxibustion,2018,27(4):20-26
  • ◆中国におけるCOVID-19に対する中医学・鍼灸の取り組み.社会鍼灸学研究COVID-19と鍼灸特集号,2021:29-34

雑誌連載

  • ◆中国現代鍼灸文献における経穴効能表記の研究 第1~5報.医道の日本,2012
  • ◆針灸処方学(連載中)第1回~第12回(2023年現在).中医臨床,2020~

学術活動・講演

  • ◆中医学における穴性と経穴効能.第1回経絡経穴研究会,日本経絡経穴研究会,東京,2013.10.20
  • ◆穴性問題についての補足発言.第4回日本中医学会学術総会シンポジウム,日本中医学会,東京,2014.9.14
  • ◆中医学と四診の概要.平成26年度保険薬局部会研修会,沖縄県薬剤師会,沖縄,2014.12.9
  • ◆日本版穴性(穴位効能)作成の穴性案と方法案.第5回日本中医学会学術総会シンポジウム,日本中医学会,東京,2014.9.12
  • ◆中医学の立場で経穴をどのように理解し臨床でどのように応用するか.第3回経絡経穴研究会,日本経絡経穴研究会,東京,2015.10.11
  • ◆中国現代鍼灸文献における復溜・照海の効能比較.第25回全日本鍼灸学会九州学術集会, 全日本鍼灸学会九州支部,熊本,2016.10.30
  • ◆第7回日本中医学会学術総会シンポジウム「穴位効能の意義と標準化」座長,日本中医学会,熊本,2017.9.17
  • ◆穴位効能の標準作成にむけて.第7回日本中医学会学術総会シンポジウム,日本中医学会,熊本,2017.9.17
  • ◆日中経絡腧穴教科書の比較研究.第5回経絡経穴研究会,日本経絡経穴研究会,東京,2017.11.19
  • ◆中医薬大学教材における妊婦慎用・禁鍼穴の調査.第9回日本中医学会学術総会,日本中医学会,東京,2019.10.6
  • ◆周産期ケアとエビデンス-論文を読んでみよう-.鍼灸師のための妊婦ケア講座,福岡県鍼灸マッサージ師会周産期部会,福岡,2019.10
  • ◆中国におけるCOVID-19に対する中医学・鍼灸の取り組み.第15回社会鍼灸学研究会,社会鍼灸学研究会,オンライン,2020.9
  • ◆妊婦慎用・禁鍼穴の調査-肩井穴.第10回日本中医学会学術総会,日本中医学会,オンライン,2020.11
  • ◆妊婦慎用・禁鍼穴の調査-崑崙(BL60).第70回全日本鍼灸学会学術大会,全日本鍼灸学会,オンライン(福岡),2021.6
  • ◆中国における中医学と中医学教育の現状.令和4年日本東洋医学会沖縄県部会,日本東洋医学会,オンライン(浦添),2022.2
  • ◆中国における鍼灸治効理論研究の最新動向(シンポジウム座長).第10回日本中医学会学術総会,日本中医薬学会,オンライン(仙台),2022.10
  • ◆中医学理論による「疳の虫」の考察.第10回日本中医学会学術総会,日本中医薬学会,オンライン(仙台),2022.10
  • ◆中医学理論に基づく匙倶楽部処方とツボの活用(継続中).小太郎漢方製薬株式会社主催研究会,小太郎漢方製薬株式会社,オンライン,2021.6より5回実施

翻訳

  • ◆「中国針灸学会新型コロナウイルス感染症への針灸介入に関する手引き(第二版)」伝統鍼灸,2020,47(1)
  • ◆「朱南孫の多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)治療」中医臨床,2019,40(2)
  • ◆「肖承宗の多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)治療」中医臨床,2019,40(2)
  • ◆「謝強の慢性咽頭炎治療」中医臨床,2019,40(3)
  • ◆「慢性喉頭炎(当代名老中医典型医案)」中医臨床,2019,40(3)
  • ◆「不同貯蔵年分的艾条燃焼生成自由基的ESR波譜研究」ほか、論文翻訳多数

著書

  • ◆『新版 東洋医学臨床論(はりきゅう編)』.東洋療法学校協会編集.東京.南江堂,2022.3 顔面麻痺・歩行異常・口渇・出血傾向・小児神経症・夜尿症・認知症など28頁分を担当
  • ◆『中医鍼灸 鍼灸処方学』.共訳.千葉.東洋学術出版社,2021.10 287頁分の翻訳を担当
  • ◆『針灸処方学』東洋学術出版社より依頼を受け、執筆中
副院長八尋 優子
Yuko Yahiro
ご挨拶
こども時代は、自然のなかでよく遊びました。「シュバイツァー伝記」を読んで、とても感動したのを覚えています。「前人栽樹・後人乗涼(昔の人が木を植えたら後世の人は木陰で休める)」という諺が中国で親しまれていると知ったとき、とても素敵だなと思いました。
9.11の後、アフガン侵攻やイラク戦争が始まりましたが、その事がなかったかのように進む高校生活に違和感が強く、学校へ行けない時期がありました。しかし、自分よりも弱っている家族や友達も居たので「自立して人の役に立たなければいけない」と思い、高校を卒業して進学することにしました。「五臓六腑のそれぞれにハートを持った神様が住んでいる」という考えや、「出てきた症状を抑えるのではなく目に見えていない根本から治す」という中医学ならではの考えに感動し、そういった哲学の中で仕事をして、生きて行ける道があることは希望の光でした。自分でも長く悩んできた、PMS・頭痛・不眠・胃痛そして、逆子を含む産前産後のトラブルも、体質に合わせて行う中医学的鍼灸治療と漢方薬に出会ったことで解決することができました。鍼灸治療と漢方薬の素晴らしさをみなさんにお伝えできるよう、精進してまいります。
資格
法学修士
鍼灸学士 はり師・きゅう師 はり師きゅう師養成施設教員資格 医薬品登録販売者 AEAJアロマセラピーインストラクター NADA-USA 認定ADS

略歴

2009年
明治国際医療大学 鍼灸学部 卒業 (はり師・きゅう師、鍼灸学士)
2012年
明治東洋医学院 教員養成課程 卒業(はり師きゅう師養成施設教員資格取得)
2012-16年
京都仏眼鍼灸理療専門学校 鍼灸科専任教員
2016年
龍谷大学 法学研究科法律学専攻 (法学修士)
現在
一般社団法人NADA JAPAN理事
龍谷大学犯罪学研究センター嘱託研究員
所属学会
全日本鍼灸学会・人体科学会・日本アロマ環境学会・NADA-USA
参加研究会
日本経絡経穴研究会・社会鍼灸学研究会・いのちの医療哲学研究会・プロジェクトいのち
主な研究テーマ
依存症への鍼灸治療
婦人科疾患への鍼灸治療
鍼灸治療とアロマテラピーの併用効果
五味(薬膳の味覚分類)の臨床運用
雑誌掲載
◆薬物依存症者回復過程における鍼灸の可能性.社会鍼灸学研究第9号,2015,61-64
◆薬物依存症リハビリ施設におけるお灸教室でのストレス値変化.社会鍼灸学研究第9号,2015,65-71
学術活動・講演
◆五味と病証の関連.第61回 全日本鍼灸学会学術大会,三重,2012.6.9
◆五味の臨床運用.第41回日本伝統鍼灸学会学術大会,京都,2013.9.28
◆薬物依存症リハビリ施設での鍼灸師の活動.第9回社会鍼灸学研究会,京都,2014.9.13
◆依存症への鍼灸治療.平成27年度アルコール薬物依存関連学会合同学術総会,兵庫,2015.10.12
◆薬物依存症に対する鍼灸治療の一考察.第25回全日本鍼灸学会九州学術集会,全日本鍼灸学会九州支部,熊本,2016.10.30
◆薬物政策の現状,耳鍼を用いた依存症治療,コミュニケーション学入門.第3回NADA JAPAN講習会,東京,2018.6.9-10
◆中医学理論に基づく美容鍼灸.第9回小雀会研修会,中医学研究小雀会,沖縄,2018.11.4
著書
◆『医療原論』(第11章 アロマテラピー).医歯薬出版株式会社,東京,2011
◆『医学・医療原論 ― いのち学&セルフケア ― 』(第9章 セルフケアの実践).錦房株式会社,神奈川,2016

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