お知らせNOTICE
執筆をしています③ 『針灸処方学』
東洋学術出版社より依頼を受け、2022年4月の出版に向け『針灸処方学』の執筆をしています。
『針灸処方学』は昨年から、出版準備として『中医臨床』誌で連載を続けています。
中医学理論に基づく鍼灸の処方には、病態に応じた効果を引き出すため「腧穴(ツボ)」や「鍼、灸などの器具」「手技」の選択などの内容が含まれています。
鍼灸臨床では、鍼灸処方に関する知識と経験がないと、計画的で有効な治療を行うことが難しいと考えられています。
現在、国内には系統的な「針灸処方学」のテキストは存在していません。
鍼灸師や鍼灸治療を実践する医師たちには、効率的に鍼灸処方を学習する環境が与えられていませんでした。
持てる知識と経験を駆使し、質の高い「針灸処方学」の原稿を仕上げたいと思います。
この記事を書いた人
渡邉大祐(医学博士、はり師・きゅう師、登録販売者)