おかげをもちまして、小雀斎漢方針灸治療院は開院４周年を迎えました。
 
５年目を迎えられましたのも、ひとえに皆さまのご愛顧のおかげです。
 
今年は、新型コロナウイルス感染症の影響で、心身が不調和となる方が多く見られました。一方で、家庭での養生法にも注目が集まりました。中国で行われているCOVID-19感染症の予防や、鍼灸を取り入れたCOVID-19感染症治療が日本で紹介される機会も増えました。

当院院長も、中国針灸学会のCOVID-19に対する鍼灸治療ガイドラインの翻訳に携わらせていただき、オンラインでの講演を実施して参りました。
また、中医学総合誌『中医臨床』（東洋学術出版社）では院長の連載が始まり、国内でのより良い鍼灸教育に一歩近づけた年となりました。

４年前の開業の年は、忘れもしない熊本地震が起こり、今年は人吉での水害がありました。被害に遭われた地域のみなさまにお見舞い申し上げます。

希望と不安のの混じる開業当初の気持ち、必要として下さる患者さまのお姿を忘れずに日々精進してまいりますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。

この記事を書いた人
八尋優子（法学修士・鍼灸学士・はり師きゅう師）