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第12回日本中医薬学会学術総会



2022年10月8日(土)・9日(日)に、第12回日本中医薬学会学術総会が行われました。

 

仙台大会で久々のリアル会場での開催を予定していましたが、新型コロナウィルス感染症の感染拡大に伴って、大変残念なことにオンライン形式の開催となりました。

 

今回、院長(渡邉)は大会の実行委員として準備委員会に参加し、シンポジウムの発案と計画・調整を行い、シンポジウム「中国における鍼灸治効理論研究の最新動向」の座長も担当しました。

 

シンポジウムでは、中国で盛んに進められている鍼灸治療の現代科学的なメカニズムの解明(実験針灸学)に関する最新の動向を世界を代表する二名の専門家に報告していただきました。

 

シンポジストの一人は、天津中医薬大学副学長・中医学部学部長の郭義先生で、大学教材『実験針灸学』の主編をされている先生です。

 

実は郭義先生は、私の博士課程の指導教官で、在学中には大変お世話になりました。

短い時間ではありましたが、在学中と同じ空気感でお話でき、とても素晴らしい経験となりました。

 

また、院長(渡邉)は一般演題でも『中医学理論による「疳の虫」の考察』を報告いたしました。

 

昨年、鍼灸師の養成学校(大学や専門学校)で使用されている教科書『新版 東洋医学臨床論』で「疳の虫」の鍼灸治療の執筆を担当しました。

執筆に際し、中医学理論による疳の虫の発病メカニズムなど調査し、まとめた経緯を発表いたしました。

 

来年の学会は、現地開催とオンライン開催のハイブリッド形式を予定しています。

 

来年こそ、会場で各方面の先生方と対面でお話しできるようにと祈念しています。

 

 

 

 

 

この記事を書いた人
渡邉大祐(医学博士・はり師きゅう師・登録販売者)

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