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患者様の声VOICE

1年以上経過したベル麻痺(顔面神経麻痺)が鍼灸治療で改善



妻にこちらの治療院を見つけてもらい、3週間程前からお世話になっています。

 

治療を始めた時は、ベル麻痺の発症・治療から1年以上経過していて、病院ではこれ以上は手だてがないと言われたところでした。

 

自分でも、これ以上の回復はむずかしいと感じていましたが、2週間(4回)の鍼灸治療を受け、顔の表情に変化が出てきているのが分かりました。

 

治療直後は、ひきつっていた口が真っ直ぐになり、嬉しいです。

 

このまま治療を続け、いけるところまで回復したいと思います。

 

よろしくお願いします。

 

小雀斎漢方針灸治療院からのコメント

中医学における顔面麻痺は、「面癱」(めんたん)や、「口眼歪斜」(こうがんわいしゃ)と呼ばれています。

 

初期段階では、風寒邪と呼ばれる邪気(主には急な気候変化)により、お顔に分布する経絡(気や血の流れ道)の流れが滞り、その滞りのせいで表情筋に十分な栄養が届かず、運動麻痺が発生すると考えられています。

 

発症から時間が経過した段階では、邪気を動かそうとして働いていた正気(生命活動に必要な物質)が、随分と消耗され、全身の正気(特に肝血と呼ばれる物質)が不足しがちです。

 

中医学的診察では、全身の気血不足の状態でしたので、気血を補い、食べ物から効率的よく気血を作り出せる体作りをしました。

 

また、お顔の経絡の流れを良くするために、顔面および頭皮にも鍼灸治療を行いました。

 

発症してから、かなりの時間が経過していましたので、改善にはしばらく時間がかかるだろうとお話させていただいておりましたが、初回治療で良い反応が現れましたので、私たちも安心いたしました。

 

お体の様子をみせていただきながら、体調に応じた鍼灸治療を行って参ります。

 

さらなる改善を目指して、全力で治療させていただきます。

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